行って参りました、味の素フィールド西が丘。
サッカー専用のスタジアムってことでフィールドが近い。
って言うか、地下さが半端ない!! 近すぎてゴール裏席(多分、メインスタンドも)、低くて角度もあまりなくて、目線の高さがフィールドレベル。
選手の声が思いっきり聞こえるくらいの、臨場感抜群のスタジアムです。
関東のアウェイゲームということもあり、ギラヴァンツ側ゴール裏は結構な人の入り。ゴール裏サポーターの数はFC東京U-23より多かったと思います
移籍組がフィットして大活躍!
夏の移籍市場で椿直起が横浜Fマリノスから育成型期限付き移籍加入、北川柊斗がモンテディオ山形より期限付き移籍加入、高橋大悟が清水エスパルスから育成型期限付き移籍加入と着々と補強を重ねるギラヴァンツ。
ここまでの戦いをみると、移籍組が巧く馴染んでくれているな、って感じている今日この頃。
対するはJ1チームの下部組織、FC東京U-23。何せあの久保建英クンとかも在籍していた、名門!
今シーズンは下位に低迷していますが、侮れないチームです。
巧くペースを掴んでる
北九州のフォーメーションは4-4-2、GKは言わずもがなの高橋拓、DFラインは福森、寺岡、河野、野口。おっと、福森は古巣対決ですね。
MFには國分、川上、藤原、高橋大。FWは池元と町野のツートップ。
前節と同じスタメンですね。
入りから良い感じでボールも人も動いていました。フィールドをより広く使っていたのは北九州。
町野、高橋大吾、國分あたりはホントにグルグル動き回って、ボールを持つとワクワク感がありますね♪
そんなこんなの前半12分、藤原からのパスを左サイドで受けた國分。ドリブルで持ち上がると、何度かセンタリングを出しそうな気配を見せつつ、徐々にペナルティーエリアに近づいて、パスかと思いきや思い切って右足でシュート。
これがゴール右隅に突き刺さって先制!
いやはやなんとも、コレってお見事でしたよ。
まずパスを出す藤原にDFが引き付けられていたし、シュートを打つ前に左サイドから福森が國分を追い越す形で上がって、コッチにパスが出そうな雰囲気もあったし。
そしてシュートを打った國分、落ち着いてGKの位置を見て低い弾道のシュート。タイミングも巧くずらしていたから相手GKも反応しきれませんでしたもん。
その後も北九州ペースの展開。
ひょっとしたら追加点が入るかも、の期待がありつつも1-0リードで前半終了で折り返し。
巧い事、自分たちのペースに持って行ってるな、って感じた前半でした。
貫禄勝ち、でも疲労感は満載
後半もどちらかというと北九州ペース。
正直、ピンチらしいピンチ、FC東京U-23の決定機は無かったんじゃないかと思います。
前半同様、ボールも人もグルグル動いているので、いつ追加点が入るんだろ?なかなか入らないなー、そんな印象の後半でした。
そして後半43分、相手パスをインターセプトして、そこから椿がペナルティエリア手前でパスを受けると、相手DFの間を通す優しいパス。そこに走りこんだのは北川で完全にDFの裏側。左足を振り抜くと...
シュートは波多野の股の下を通ってネットを揺らして追加点!!
これも巧かったですよ、パスを出す側も受ける側も意思疎通が出来てました。
椿も北川も、二人ともこの8月に移籍したばかりですけど、見事にチームになじんでますね。
ということで...
FC東京 U-23 0–2 ギラヴァンツ北九州(Goal:國分、北川)
安定感のある勝利でした。
貫禄勝ちかな、なんて思っていたのですが、試合終了後には両チームの選手が倒れこんでいましたし、ゴール裏に挨拶に来た選手たちは...
笑顔は笑顔なんですけど、かなり疲れているご様子。
まぁね、まだ9月ですし、暑さの中の戦いでしたからね。
そう言えば、飲水タイムもありましたし。
何はともあれ、2ゴールもさることながら、無失点の勝利というのは大きいです。
これで勝ち点は40に。勝ち点1差の41にザスパクサツ群馬、藤枝MYFC、ロアッソ熊本と3チームがいますが、我慢比べの様相ですね。
最後の最後で上位二つに入れるよう、応援し続けます。関東の試合だけでなく、遠征もしなくちゃ!
ふと思ったのですが、今のギラヴァンツ北九州、現在J1最下位の水色チームより強いかも!?
だってさ、人もボールも動いているんだもん。フィールドも三次元で広くつかっているし...(苦笑)
スタジアムで応援された皆様、遠くから気持ちを送ってくださった皆様、お疲れ様でした。