あけましておめでとうございます。
皆様、今年もよろしくお願いします。
初詣、行かれました?
私? ここ数年、お正月に必ずお参りに行っているお社があるのですが、今年も行って参りました。
師岡熊野神社
日本サッカー協会のシンボルマークになっているのが八咫烏。
これは昔々よりの言い伝えによるもの。
『古事記』や『日本書紀』には、カムヤマトイワレビコ(のちの神武天皇)が東征した際に、天から遣わされたヤタガラスの道案内によって熊野・吉野の山中を行軍したと言う史実(!?)が素になっています。
だから、八咫烏は勝負の神様でもあるワケですね。必勝祈願にピッタリ♪
そんな八咫烏が御社紋となっているのが熊野神社。
本家本元は那智(和歌山)にある熊野三山。
熊野三山ってのは、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の3つの神社の総称です。
この熊野神社、日本全国に分社がありまして、その数はざっと3,000以上と言われています。こんなサイトもありました。
全国熊野神社参拝記録
全国の熊野神社を検索できます。
そんな熊野神社の中でも、比較的大きく、私の住んでいる川崎・横浜地区で名も知られているのが、師岡熊野神社です。
東急東横線の大倉山駅から歩いて10分ほどの住宅地の中にあります。
神社の公式サイトに徒歩8分と書いてありますが、距離もあり、また上り坂もありますので、相当な早足でないと8分では着きません、悪しからず。
ご祭神は
- 伊邪那美尊(いざなみのみこと)
- 事解之男命(ことさかのおのみこと)
- 速玉之男命(はやたまのおのみこと)
さすがに名の高いお社だけあって、本日、元旦は鳥居の前から綱島街道に向かって100m以上の列!30分ほど待って、ようやく...
↑鳥居の前へ。「関東随一大霊験所熊埜宮」と記された勅額が掲げられています。
鳥居をくぐると...
↑急な階段を上ります。
↑階段を上から見下ろすと、こんな感じ。
上った左手に手水舎があり、手と口を清めてから階段正面の本殿へ。
師岡の地にこの御社殿が最初に建立されたのは仁和元年(885)、光孝天皇の勅命によるものなんだそうです。現在の本殿は、江戸時代中期の正徳三年(1713)に建てられたもので、戦禍を免れ今日に及んでいます。
参拝客でごった返しの境内、参拝も横に並んで複数名がお参りできるつくりになっていました。もちろん、お願いするのはジュビロ磐田の今シーズンの活躍! そして、ギラヴァンツ北九州のJ2復帰!!
決して大きなお社ではないのですが、歴史が語ると申しますか、非常に風格のある造りで、境内の空気は厳かそのもの。
わざわざ川崎から大倉山まで足を運んだのは、毎年、コレを自宅に飾っておきたいから。
師岡熊野神社は日産スタジアム(横浜国際総合競技場)のある横浜北部の守り神と言うことで、日本サッカー協会公認のエンブレムとマスコットを用いた「サッカー御守」を頒布してくださっています。 だから、チームの必勝と選手の健康を祈って多くのサッカー関係者がお参り訪れます。
↑800円/個、お納めして参りました。遠征のバッグにでも付けておこうかな。
あ、もちろん、普通の!?サッカーじゃ無いお守りもありますヨ。
本殿の後ろには小さなお社がありました。境内の案内図には、天満社・社後神・白山社・山王社と書いてありました。
皆様の近所にもあるかも知れません、サッカーの神様、熊野神社。
・師岡熊野神社
横浜市港北区師岡町1137