最後の最後まで諦めず逆転!|磐田 2-1 鳥栖

今シーズンのジュビロ磐田、開幕戦が引き分けの後、2節からは と連勝はしないけど、連敗もしない、強いんだか強くないんだか、わからない感じ。でも、この順番出来たら、次は「」のハズ!?
で、迎えた第7節、ホームのヤマハスタジアム(磐田)サガン鳥栖を迎え撃つ一戦。
今までずっと4バックで戦ってきたジュビロですが、今日の布陣は3-4-2-1、今シーズン初の3バックで臨みます。
最終ラインは右から、高橋祥平、大井健太郎、森下俊。ダブルボランチに川辺駿、ムサエフ。中盤右が櫻内渚、左が宮崎智彦。2シャドウに中村俊輔松浦拓弥。そして1トップに川又堅碁
ホームなのに、相手の鳥栖が白ユニと薄い色だからか、今日はネイビーのユニで戦うジュビロ。でもなんか、水色よりも紺の方が、たくましく見えますよネ。

さてさて、前半。そこそこチャンスはつくるも、決定機とまではいかなり両チーム。互いに様子見という感じ。結局、そのままスコアレスで前半終了。ボール支配率もほぼ五分五分で、どっちに転ぶか、まだ検討もつかないって感じ。

ハーフタイムで早速、交代カードを一枚切る鳥栖、後半17分には二枚目と、サガントスも勝ち点3を取りに来ています。
対する磐田も、松浦に代えて松本昌也、川又に代えて小川航基、森下に代えてアダイウトンと、こちらも積極的に交代していき、あくまで勝ちにこだわるホーム磐田の名波監督。

少しずつ波に乗りだして、チャンスをつくり出すジュビロ...と思っていたら、残り時間も僅か、後半43分に鳥栖の右コーナーキック、キッカーの原川が送ったクロスに頭で合わせたのは、エース豊田...カミンスキーも反応して触ってはいたのですが、ヘディングの勢いが勝ちましたね...的ながらアッパレなゴールでした。鳥栖が先制...
あぁ、今日も勝ち点3どころか、1すら積み上げられないのかなぁ...なんて思いかけて、直後のプレイ。ペナルティエリア右側で巧みな切り返しを見せる中村俊輔、低いクロスを送ると、アダイウトンが右足でダイレクトで合わせてゴールネットを揺らして同点!!この直後に追いついたってのが大きかったですね。

さーて、まだどっちに転ぶか分からないし、このまま1-1で終わりそうにない雰囲気。しかもアディショナルタイムは5分もある!
で、90+4分、敵陣中央で中村俊輔が左サイドへ展開、受けたアダイウトンは左サイドの敵陣深くから右足でクロスを供給。相手DFににクリアされるも、こぼれ球に反応したのは、後ろから走り込んだムサエフ!右足を振り抜くと低い弾道でゴールネットにズドーン!と突き刺さり、土壇場で逆転に成功!!

ジュビロ磐田 21 サガン鳥栖 (Goal:アダイウトン、ムサエフ)

いやぁ、ドラマですねー、最後の最後までわからないものですねー。
ホームで勝てたこと、先制されても最後の最後まで諦めずに勝点3を取りに行って逆転勝利できたこと、今後につながる大きな一勝です!!!