2019年のサッカー見納めは高校サッカー。
久しぶりに静岡県勢の応援に行ってみようかな、なんて気になったので。
快晴の駒沢、観客も大入り
なんかここ数年、くじ運が私にとってよろしくなくて、静岡県勢の戦いの場が埼玉や千葉の会場が多くて、遠くて...
今大会は駒沢陸上競技場。東横線とバスを乗り継げば、Door to Doorで1時間くらい。
やって来ました、駒沢へ。少し風が吹いていましたが、青空が広がって、12月の割には温かい、サッカー観戦日和。
到着したのはキックオフの20分くらい前。この時間でメインスタンドの中央エリアは7割くらいの入り。
今年の静岡県代表は、鹿島アントラーズ入りが内定しているMF松村優太クンをを擁する静岡学園。
対するは2年ぶり3度目出場の岡山学芸館。
ここ4大会、静岡県代表が初戦敗退しているのでなんとしても突破していただきたい、大事な一戦!
貫禄勝ちというか、なんというか...
さてさて、開始からボールも人も動く静岡学園、対する岡山学芸館は少し引き気味ながらもパス回しが巧く、一進一退の攻防。
やや静学が優勢な雰囲気で進んだ前半29分、静岡学園のフリーキック。
蹴るのは井堀二昭クン。岡山学芸館の壁は5枚、その前に静学の選手が立って目隠し。
蹴ると同時にしゃがむ静学の選手、その上を低い弾道でゴールの左隅に突き刺さって、幸先よく静岡学園が先制。
まぁ、このキックが落ち着いていること。なんかね、無理しないで置きに行っている感じなんですよね。完全に狙いすましていて、静学の他の選手も信頼しきっているって感じ。
35分には小山尚紀クンが左サイド、ペナルティボックスの線上くらいから、これまた綺麗な弧を描くシュートを決めて追加点。
で、このまま2-0で前半終了。ここまでの展開からして正直、下手したら4-0くらいのスコアになるかな、なんて思っていた私でした。
後半開始早々の6分、先制FKを決めている井堀二昭クンが中央やや右からミドルシュートを突き刺して3点目。
この辺りで完全に勝負あったというか、スタジアムの雰囲気全体が、静学が何点取るのか注目、そんな感じでした。
休む間もない後半11分、これまた井堀クンがDFがクリアしたボールを右からミドル、弾丸シュートが決まってハットトリック達成!!!
スコアも4-0。
それでも手を緩めることなく攻め続ける静岡学園、怖いです。
後半37分には、岩本悠輝クンがペナルティエリア外の右へドリブルで持ち込んだかと思ったら、クルッと反転して相手をかわしてシュート、ゴールに突き刺さり5点目。
しかもこれで終わらなかったんだから、凄いって!
アディショナルタイム、後半40+3分に田邉秀斗クンがぺナルディエリアの左へ持ち込むと、巧くゴールラインぎりぎりでセンタリング。ゴール前にフリーで待ち受けるは草柳祐介クン。
落ち着いてゴールに入れて6点目。
いやぁ、横綱相撲って、こういうことを言うんだな、なんて思い知らされました。
6点取って、それでいて無失点、井堀クンのハットトリック付き。圧勝です。
注目の松村クン、ゴールこそなかったですけど、キープ力もパスの精度もスピードもあって今後の活躍と成長に期待です。
今年も終わりですね
さーて、2019年も残すところ数時間となりました。
あわよくば上位進出なんて期待したジュビロ磐田は...低迷続き。最後の最後で、なんとなく形になってきたけど、遅すぎましたね...J2降格。
はぁ、来年は二度目のJ2旅行かぁ...
そしてギラヴァンツ北九州は、今年は快進撃! 序盤から失速することなく優勝を決めてJ2昇格!
ってことで、来年は磐田と北九州が同じリーグで戦うことになりました。
『どっちを応援するの?』と、早速に質問を受けていますが、「どっちもだよ!」が返答なんですけどね。
前回のJ2では、スタジアムでは人の少ないアウェイに行こう、なんて天邪鬼な私でしたが、来年もそうしようかな。
皆様、今年一年、スタジアムの中でも外でもお世話になりました。
来年も私、ホームもアウェイも飛び回りますので、よろしくおねがいします。