Jリーグのテレビ中継と言えば、文句なしのスカパーさん。
全試合中継してくれるし、J1・J2・J3リーグ全試合のハイライト映像やゴールクリップをネットで配信、重宝しています。
来年から、放映権がスカパーさんではなく、イギリスのパフォームグループと言う会社さんと契約を結ぶことになったそうです。
Jリーグ、ファン開拓にメリット 英社と放映権契約
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10年契約で年平均200億円とのこと、すっごいね、この額。今のスカパーさんで年30億円くらいらしいですから。
で、パフォームさんになると何が変わるかって言うと、「今後はスマホ・タブレット・ゲーム機などへの配信にが中心となって、いつでもどこでも何度でも安価で視聴できる見込み」とのこと、視聴者・サポーターとしては、ありがたい話です。
また、「NTTグループがパートナーに加わり、スタジアムのWi-Fi化などインフラ整備が進む」とのこと、これも魅力的です。
大人の事情としては、「リーグ、クラブが短い動画を公式サイトなどで自由に配信できるようになる」とのことで、クラブがよりサポーターにとって興味を示すような動画を公式サイトなどで流してくれるようになるのかも知れません。
調べてみると、パフォームさんは既に
ePlayer
↑動画配信サイトを開設されています。なんでも世界最大級なんだそうです。
そんな映像のエキスパートがJリーグのパートナーになってくださるのは、素晴らしいことですよね、きっと。
Jリーグの公式HPをみてみると、やはりニュースに出ていました。
Jリーグ、DAZN、NTTグループ 「スマートスタジアム事業」協業契約締結 ~スタジアム・ホームタウンのICT化で、日本のスポーツ界に新たな感動と体験を~【Jリーグ】
Jリーグと、Perform Groupが提供するスポーツのライブストリーミングサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」とNTTグループは、スタジアム・ホームタウンのICT化を図る「スマートスタジアム事業」における協業契約を締結いたしました。契約期間は2017年から2026年の10年間です。
↑とのこと。
でもよくよく読むと「2017年シーズンのJ1クラブから順次」とのこと、こりゃ益々、J1に残留してもらわなきゃ。
10年後にはJ2もJ3もスタジアムがICT化されているんだろうけど、そりゃきっとJ1→J2→J3って順番の整備になるでしょうからねー。
スタジアムでのICT化は時間がかかるにしても...
JリーグとDAZNが10年間の放映権契約を締結 ~2017年からライブストリーミングサービス「DAZN」で明治安田生命J1、J2、J3を全試合生中継~【Jリーグ】
Jリーグと、Perform Groupが提供するスポーツのライブストリーミングサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」は、2017年より10年間、約2100億円の放映権契約を締結いたしました。
2017シーズンから明治安田生命J1リーグ、J2リーグ、J3リーグの全試合が、「DAZN」により生中継されることとなります。
↑とのことで、来年からネットでJ1もJ2もJ3も観られちゃうワケね。
少し気になる点としては、地上派でのテレビ中継がどのくらいになるのか?と言う点ですね。
やはり、CSのような有料チャンネルではなく、地上波、せめてBSで中継があると、Jリーグへの興味がそれほど強くない方でも、なんとなく視聴するって言う行動を取る可能性があると思うんですよね。
上記ページの権利内容の項目をみると...
「日本国内におけるインターネット・モバイル配信、IPTVサービス、有料サテライト放送、CATVなど」
↑と書いてあります。
この最後の「など」の文言がつくことによって、その他も含め、幅広く捉えることができるんですよね(なんだか霞ヶ関文学の世界ですよ、コレ...)。「など」とか「等」って言う言葉、さりげなく最後についてますけど、あるとないじゃ大違いなんです、ハイ。
ま、スマホやタブレットに配信するってことは、PCでも閲覧可能でしょうから、来年からは、ネットサーフィンしつつ、隣の窓でJリーグ中継見つつ...こんな機会が増えるのかも知れません。
なお、「DAZN」サービスの概要(価格、加入方法など)については2016年夏に発表予定です。
↑とのこと、今後のニュースに注目です。